総合栄養食

キャットフードの表示「ペットフード安全法について」

アメリカを中心に大きな社会問題になったのは、大切なペットに与えるペットフードの中に、「メラミン」が混入されていた事件です。
メラミンは有害物質の1つで、混入されたペットフードを食べた動物が死亡するという事件につながってしまいました、日本でも平成19年にメラミン混入が発覚し、ペットを飼育する多くの人々が不安を募らせたのです。
こうした悪質なペットフードの増加の背景には、価格競争や原料の高騰などがありました。
それまでしっかりとしたペットフードの安全基準が曖昧だった日本でも、この事件を契機に「ペットフード安全法」の制定へと行政が動いたのです。

それまで原料の輸入国や、含まれている食材の表示は厳密に規定されてはいませんでした。
しかし、ペットフード安全法の制定後は、こうした基準が設けられ、この基準にそぐわない製品は販売できなくなったのです。
厳格な基準が設けられたことで安かろう悪かろうの製品の多くは撤退し、輸入も減少しました。
粗悪な肉や魚も排除され、犬や猫たちの健康を正しく管理できるように、法の下で規制されています。

猫向けのキャットフードにも、もちろんこの法律は該当しています。
消費期限や原料も表示されているので、どの食材が多いものを愛猫に与えてよいかを、製品ごとに見比べることも可能です。
トウモロコシや小麦ふすまなどの穀物類が多いものは、値段が安く設定されています
しかし、猫は本来ライオンなどの仲間に入る肉食系の動物です。
ネコ科の動物は動物性蛋白質が必要なので、あまり穀物が多すぎるキャットフードは避けてあげましょう。
鶏ささみなど、良質なたんぱく質がふんだんに含まれていると、猫の身体も頑丈に育っていきます。
また、近年はオーガニックブームを背景に、今まで以上に安心感のある有機野菜や肉類が含まれたオーガニックフードが猫向けにも販売されています。
食の安全はこうして猫にも拡大しているのです。
美味しくて安全なものを与えてあげましょう。