総合栄養食

キャットフードと猫の下部尿路疾患(F.L.U.T.D)

L.U.T.D.とは猫にとって重篤になりかねない病気の一種です。
これは略語で、正式には「Feline Lower Urinary Tract Disease」と書きます。
日本語に訳すと下部尿路疾患という意味です。
ご存知の方も多いかもしれませんが、猫は尿路系の疾患が多い動物です。
結石などが起きやすく、食事や運動などの健康面に十分な注意を払っている飼い主も多いでしょう。
下部尿路疾患は、「尿結石」などの尿疾患の総称です。
尿道閉塞などもこの病気の一種で、排尿の際に激痛が走ることもあり、猫が非常に苦しむ姿を見る可能性がある病気です。

定期的に動物病院に通院していても、雑菌の混入や体調によっては尿路のトラブルは発生します。
猫にとってF.L.U.T.D.は、人間にとってのがんのように身近で危険な病気なのです。
しかし、F.L.U.T.D.は避けては通れぬ病気のイメージがあるかもしれませんが、実は食事に十分な配慮があれば、危険性を下げることができます
では、どんな食事に配慮をすればよいのでしょうか。

猫にとっては必要な成分ではありますが、摂り過ぎは禁物であるとされるのは「マグネシウム」です。
マグネシウムはミネラルの一種で、カルシウムなどと同様に分類されます。
ミネラルは重要なことは当たり前ではあるのですが、マグネシウムの過剰摂取は下部尿路疾患を招く主原因とされています。
もしも尿路系のトラブルを抱えている場合、キャットフードの見直しを進めるべきでしょう。
本来は必要な成分であるミネラル成分を低下させる食事が求められるので、「低マグネシウム食」に切り替える必要があります。
低マグネシウム食は、ストルバイトによる尿結石のリスクを低下させることが出来ます。
こうした低マグネシウムの食事に切り替えるのは難しいイメージがありますが、療法食として販売されているキャットフードに切り替えればOKです。
また、重度の場合は食事の指導が動物病院から行われる場合もあるので、その場合は自己判断で購入せずおススメの製品を教えてもらうと良いでしょう。